本日午後は、茅ヶ崎市老人クラブ連合会(ゆめクラブ茅ヶ崎)主催の老人大学が、
市役所コミュニティホールにて、開催されました。
本日の講演は、柳島の史跡「藤間家(商家)屋敷跡」と下寺尾官衙(かんが)遺跡群」についてでした。
茅ヶ崎市老人クラブ連合会(ゆめクラブ茅ヶ崎) 藤野会長挨拶
講師は、茅ヶ崎市教育委員会社会教育課の富永富士雄氏でした。
柳島 藤間家の調査
藤間柳庵
藤間柳庵(善五郎)は、1801年(江戸時代享保元年)柳島に生まれ、
1883年(明治16年)82歳で没した。
江戸時代中期から代々続いた柳島村の名主役としての公務のかたわら家業の農業と
廻船業(炭・薪・丸太・杉板・米などの物資を相模川上流から受取り江戸等へ輸送した。
人・金・物・情報の集散を図った。)を経営しつつ激動の幕末期・明治維新期を生きた。
学芸志向や趣味的傾向と社会的関心にもとづく情報記録への情熱は強く、文芸作品
(漢詩文・和歌・狂歌・俳句など)や著書「雨窓雑書」「太平年表録」「年中公触録」など
がある。
下寺尾西方A遺跡の発掘調査
イメージ例
質疑応答
本日は、当市の江戸時代の一コマと古代の集落及び郡の役所跡と推定される遺構が茅ヶ崎にある事に関しご講演戴き、強い刺激を受けました。
熱心な質疑応答の中で、参加の市民から、これらの貴重な遺構・遺跡を広く市民に公開出来るような仕組みの必要性について希望がでました。
本日参加の多くの市民は、地元の古い話を聞き、郷土への親しみを一段と深めた感がありました。