現在茅ケ崎市では、新しい公共への取組みへの一環として、「公民連携推進のための基本的な考え方」を取り纏め作業中であります。
今夜は、茅ケ崎市民活動サポートセンターにて、茅ケ崎市が現在立案中の当考え方に関し、市民有志の意見をヒャリングする場が設けられ、NPO団体・行政による意見交換を行いました。
この考え方の必要性は次の通り。
急速な少子高齢化が進む中、高齢者医療や介護問題、頻発する自然災害等に的確に対応し、安全で安心に暮らせるまちづくりを進めていくために、公共サービスに求められている役割は、ますます大きくなってきています。すなわち多様化する市民ニーズに効果的に対応する必要性が増大しています。一方、市の財政面では、市税収入が伸び悩んでいます。市の経営資源が制約される中で、市は事務事業の選択と集中を図り、眞に必要なサービスと積極的に取り組むべき課題を明確にするとともに、誰が最も効率的で効果的な市民サービスの担い手となり得るかと言う観点から、公と民の役割分担のあり方を見直す事が求められています。
そこで茅ケ崎市では、行政改革大綱で、次の三つを掲げています。
1.市民サービスの向上
2.多様な主体との連携
3.限りある行政資源の最大限の活用
上記の「公民連携推進のための基本的な考え方」は、このような現状認識の上に立って、今後のまちづくりをどのような考え方で推進するかに関する検討であり、本日は大変有意義な意見交換の場となりました。